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天地開闢天地が初めて分かれたとき、高天原に現れた神の名は天之御中主(アメノミナカヌシ)神。そして、高御産巣日(タカミムスヒ)神と神産巣日(カムムスヒ)神。 次に、葦の芽が萌え出るように現れた神が、宇摩志阿斯訶備比古遅(ウマシアシカビヒコジ)神。その次に、天之常立(アメノトコタチ)神。この5人の神が別天神(ことあまつかみ)である。 次に現れたのが、国之常立(クニノトコタチ)神。その次が豊雲野(トヨクモノ)神。 そして、宇比地邇(ウヒヂニ)神と須比智邇(スヒヂニ)神。 角杙(ツノグヒ)神と活杙(イクグヒ)神。 意富斗能地(オホトノヂ)神と大斗乃辨(オホトノベ)神。 於母陀流(オモダル)神と阿夜訶志古泥(アヤカシコネ)神 伊邪那岐(イザナキ)神と伊邪那美(イザナミ)神。 この7代12人の神を神世七代(かみよななよ)という。
メモ高御産巣日は天神の司令塔、神産巣日は国神の母神的存在として描かれているが、天之御中主は今後活躍はない。天之御中主は、高御産巣日と神産巣日という対局する二神を包括し全体性を表す「無為の中心」という役割を果たしている。 参考文献 |